看護師

クリニックで働くメリット・デメリット

クリニックなら病院と比べて働くのが楽そうというイメージがあるかもしれません。しかし、決してそういうことはありません。双方に良し悪しがあります。今回はクリニックで働くメリット・デメリットをあげていきます。

クリニックで働くメリット

1.残業が少ない
2.夜勤がない
3.急変にあたることが少ない
4.年末年始の休暇がしっかりとれる
5.休憩時間がしっかり確保できる
6.ルーティンワークの作業が多い
7.専門性を高めることができる
などになります。クリニックは病棟勤務のように残業や夜勤、急なトランスや救急患者の受け入れが少なく、定時であがれることが多いです。そのため、一般の病院で働く場合に比べ、身体への負担が少なく、プライベートの時間の確保が可能です。
例えば、ママさん看護師の場合だと、土日休日のクリニックが多いため、病棟勤務に比べて学校行事に参加しやすくなります。急変については、有床クリニックであれば可能性もありますが、比較的症状が軽い患者さんが多いため、急変にあたること自体が少ないです。また、クリニックによっては、小児科や皮膚科、眼科、透析など自分の興味のある分野において専門性を高めていくこともできますが、その場合には勤務先となるクリニックをしっかりと見極めていかなければなりません。クリニックによっては設備が整っておらず、スキルアップするには厳しい環境になる場合があるためです。
業務に関しては、勤務先によって様々ですが、基本的には問診・バイタル測定・点滴処置や検査説明が主であるため、一般企業のように休憩時間をしっかりと確保することができ、自宅に戻る看護師さんや託児所などに顔を出しに行くママさん看護師もいます。一人でご飯をゆっくり食べたいという方にはぴったりですね。さらに、患者さんに関しても、頻繁に顔を合わせるうちに顔なじみになって接し方もわかってくるため、患者さんに関する業務・看護もルーティンワークになっていくことが増えます。つまり、病棟勤めよりもクリニックのほうが仕事とプライベートの時間を両立しやすく、精神面・身体面において楽に仕事をすることができます。

クリニックで働くデメリット

今度は反対にクリニックで働くデメリットをあげていきます。デメリットとしては、下記のようなことがあります。
1.看護師の人数が少なく、急な休みが取りにくい
2.苦手なスタッフと毎日顔を合わせる
3.看護師以外の雑用・雑務、掃除を行う
4.即戦力を求められることがある
5.病棟勤務に比べ、給料が低い
6.福利厚生がしっかりしていない場合がある
などがあげられます。ママさん看護師で、クリニックに勤めている方もいますが、子供が発熱するなどの体調を崩した場合、看護師の人数が少ないクリニックだと休みが取りづらいこともありますし、他のスタッフが急きょ休んだ場合は仕事をカバーしなければなりません。看護師のみではなく、医師や事務のスタッフの人数も少ないため、急な欠勤が続くと人間関係の悪化へとつながり、働きにくい環境となってしまう可能性もでてきます。
業務内容に関しては、クリニックによっては即戦力を求められることもあり、看護業務以外にも掃除などの雑用・雑務もこなさなければなりません。雑用・雑務は、クリニック内の掃除や滅菌をはじめ、薬剤の在庫管理や発注もあり、電話対応なども含まれます。病院で経験を積み、クリニックへ移動したベテラン看護師であれば、ある程度問題なくこなせるとは思いますが、問診やバイタル測定が主であり、新人や経験が浅い看護師にとっては看護技術や知識も身に付きづらく、キャリアを積むには厳しい環境となります。
また、総合病院などからクリニックに転職すると、中にはスタンダードプリコーションがしっかりできていないクリニックもあり、驚かされることもしばしばです。福利厚生もそうですが、院長の経営方針により、色々と対応や年休の変更などの変更があり、パート勤めとしての時給はいいですが、正社員として勤務する場合は夜勤もなく基本給も低いため、病棟より給料面にかなりの差がでてしまうことは否めません。